【失敗経験から学ぶ】犬を飼うならしつけ教室に行くべき理由

犬との暮らし

コロナ禍になり、世の中ではペットブームが到来しましたね。

家にいる時間が増えたから、ペットを飼いたい。」
子どもが欲しがるから、ペットを飼おうか検討している。」
「犬や猫を飼って、癒されたい。」

など様々な理由でペットを飼うことを検討している方もいるのではないでしょうか。

今回は、

  • これから犬を飼おうと考えている方
  • 犬を迎え入れて間もない方
  • しつけについて悩んでいる方

に向けて、犬はしつけ教室に通ったほうがいい理由をまとめてみました。

一年後に後悔…私がしつけを怠った結果は?

チワワが二匹


筆者は現在5歳のチワワを飼っています。生後2ヶ月の時に、ペットショップで購入しました。

飼った当初は子供もおらず、夫婦共にバリバリ仕事をしていた為しつけ教室へは行かず、
ただただ愛情だけを注いでいました。もちろん室内でペットを飼うのも初めてのこと。

飼った当初の我が子の様子

・全く吠えない。
・餌への食いつきは悪いが、落ちているものや絨毯の毛を食べる。
・トイレの失敗はほとんどしない。

という感じで「誤飲だけ気をつければ良いか」と軽く考えてしまっていました。

そして数ヶ月後…

数ヶ月後の我が子の様子

・餌への食いつきは変わらず悪い。
・噛み癖や落ちているものを食べる癖は改善されない。
・私たちに子供が生まれると、吠えるようになった。


しつけが出来ていないことに焦った時にはすでに遅く、受け入れてくれるしつけ教室は住んでいる地域にはありませんでした。

ペットを飼うのが初心者でありながら「愛情」の掛け方を間違えてしまい後悔してしまう結果となったのです。

しつけ教室にはどんな効果がある?

犬が遊んでいるところ


愛犬を連れて散歩やドッグランに行くと「犬同士の社会」があり、
愛犬と共にホテルやお店に行くと「人間の社会」に犬を適応させることが必要となりますよね。

そして危険なものの誤飲を犬自身の知識で防げたり、犬のトラブルを回避できるなど
犬自身を守ることにもつながる大切なことが「しつけ」です。


また、犬同伴可である施設やペット可の賃貸でも、やはり「しつけが出来ている」ことが条件というケースが一般的といえます。

しつけ教室を考える際に、まずは知っておきたいメリットとデメリットについてみていきましょう。

しつけ教室のメリットとは?

自分でしつけをしなくても、正しいしつけを身につけることが出来る

犬のしつけはすぐに完了するものではありません。飼い主が自分でしつけをするには、正しい知識の他に時間や労力を使うこととなります。初心者であれば、何が正解で何が間違いかもわからず、なかなかうまく行かずに悩んでしまうことも…。

しつけ教室ではプロのトレーナーさんが指導してくれるので、安心して任せることが出来ますよね。
また飼い主自身も正しい知識を身につけられるところが最大のメリットです。

しつけのコツや、飼い主の心構えも学ぶ頃ができる

しつけ教室に通ったからといって、その後ご家庭で同じようにうまく出来るとは限りません。
しかしそういった場合にもコツを教えてもらえたり、正しいアドバイスをしてもらうことが出来るので安心です。

我が家で子犬を飼っていると「可愛い」一心で甘やかしてしまいがちですよね。
しかし飼い主との主従関係の大切さや、犬を飼ううえでの心構えを学ぶことができるのも、メリットの一つだと言えます。

飼い主同士の交流も出来る

飼い主同士のコミュニティの場にもなるしつけ教室。同じような悩みを抱える人と情報交換をしたり、愛犬のことを楽しくお話しできる相手が見つかるという楽しさにもつながります。

愛犬が趣味や生きがいと感じる方や、愛犬との暮らしに悩みや不安がある方は、犬友達ができることでより楽しく感じるのではないでしょうか。

犬社会を学べるので、散歩時などの犬同士のトラブル予防につながる

トレーナーが自宅に来るという「出張型」のトレーニングなど、犬同士の関わりを持てない場合もありますが、現代では複数の犬で行う「グループレッスン」がスタンダードとなっています。

他の犬と共に過ごす中で学べるため、愛犬が「犬社会」を学ぶには最適な場所と言えるでしょう。
散歩やドッグランにたくさんいきたいと思っている方は、まずは愛犬が他の犬に慣れるためにもしつけ教室に通うことをオススメします!

我が家のチワワは、散歩をするたびに他の犬を怖がって逃げてしまうのよ。
パピーのうちにしっかり学んでいたら、今頃もっと楽しく過ごせていたかも!?

デメリットもある?

費用が高い

犬を飼うということは、初期費用に加え餌代やシーツ代など継続的な金銭の負担があります。
しつけ教室は場所によって差はあるものの、決して安い金額ではありません。また、通うことになると交通費がかかったり送迎の手間もかかります。

金銭面でのプランや、生活プランに合わせて無理のない範囲で選ぶことをオススメします。

住んでいる地域によっては、一回限りのしつけ教室を行政が無料で行うところもあるようです!

飼い主のいうことを聞かない場合がある

トレーナーの言うことは聞けていても、同じように飼い主のいうこと聞いてくれないという可能性もあります。結果的に、飼い主からすると以前との変化は見られないという場合も…。

そうならないためにも、飼い主自身も学ぶことを怠らず、トレーナーにコツを学んでおくことが大切ですね!

ストレスに感じる犬もいる

同じ犬でも個性や性格が様々なので、中にはしつけ教室が精神的な負担になってしまう可能性もあります。愛犬の性格を考慮したうえで、まずは体験に行ったりと愛犬の様子を見て判断すると良いと思います。

通うならいつがベスト?オススメの時期とは?

大きなあくびをするチワワ

通う時期として最も適切なのが「パピーの時期(子犬の時期)」と言われています。

犬種によって、成犬となる時期に差はありますが
小型犬は10ヶ月頃、中型犬は12ヶ月頃、大型犬は18ヶ月頃と言われています。

大型犬は特にしつけが出来ていないと他人へ危害を加える可能性もあるよ。

成犬になるまでには、しつけは済ませておきたいね!

犬は生まれた時からその学習が開始されますが、社会化期(生後3〜4カ月)は最も学習・吸収しやすい時期と言われているのです。
逆に、歳を重ねると自我が出てくるため、スムーズにいかないことが多くなります。

しつけ教室には種類がある?選び方を伝授!

フリスビーを追いかける犬


地域や通う施設によって、レッスンの仕方も様々です。
飼い主のライフスタイルや愛犬の性格に合わせて選べるように、まずは大まかな種類をタイプ別にみていきましょう。

大まかなレッスンのタイプは?

【通い型】
飼い主も一緒に参加するので、飼い主自身も学ぶことができる。
代表的な教室:パピーパーティ など

【預け型】
愛犬を預けレッスンしてもらう。送迎をしてくれるところもある。
代表的な教室:犬の幼稚園 など

【完全預け型】
犬の合宿など、泊まりがけで中長期にわたってレッスンしてもらう。

【出張型】
トレーナーを自宅に招き、自宅でレッスンしてもらう。費用が高めの場合が多い。

個別?orグループ?

【個別レッスン】
出張トレーニングを始め、個別で訓練する。問題行動が多い場合に活用しやすい。

【グループレッスン】

複数でレッスンを行う。パピー期など基本的なことを身につけたい時に活用しやすい。

まとめ

今回は犬のしつけ教室についてまとめてみました。

犬は賢く可愛い生き物ですが、2019年には「大型犬が人間の子供を噛んでしまい、死に至った」という衝撃的なニュースも話題になりましたね。

人間と犬が楽しく幸せに共存していくためには、しつけは必須です!
特に飼い主がこれから出産を考えている場合や、引っ越し犬を預ける機会がある人は特に必須と言えるでしょう。

犬をこれから迎え入れようと考えている方や、飼ってみたもののどうしたら良いかわからないという人は、まずお住まいの近くにある犬のしつけ教室へ見学に行くことをオススメします!


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