まもなく11月。
小学校の体験や入学前検診が順次始まる季節となりました。
子供にとってはもちろん、幼稚園・保育園の年長さんの保護者や担任の先生にとっても「就学」を意識する場面が増えていきますよね。
そこで今回は、
小学生と過ごして感じたことや、小学校の先生から聞いたことから「小学生になるまでにできた方が良いこと」をまとめてみました。
私は現在、小学生の放課後デイサービス・日中一時支援の支援員として働いているよ!私が小学生の頃とは随分変わったことが多いから、感じたことも伝えていくね♪
毎日少し意識しよう!<生活習慣編>
幼稚園・保育園とは生活が一変するのが小学校。
入学してから我が子が「生活リズムについていけない」と困ってしまわないように、今から少しずつ意識できることを考えてみましょう。
早寝!早起き!朝ごはん!
保護者にとっては耳が痛くなる三連発かもしれません‥。
「わかっているけれど、早く寝てくれない‥」そんな場合も多くあると思います。
子どもを早く寝せることだけを考えず、まずは1日の生活リズムを定めることが大切!
「寝るのが遅くなってしまった日でも、朝は決まった時間に目覚ましで起きる」など生活習慣を確立しましょう。
寝る前のスマホ・タブレット・テレビの見過ぎは注意が必要だよ!
朝ごはんの後に「大便の習慣」をつけることも大切です。
歩いて通学中に便意を催して困ってしまうこともありますし、授業中に便意を催したら「トイレに行きたい」とみんなの前で伝えなければなりません。
極力そうならないために、自宅で安心して便をしてから学校へ行く習慣が身についていると安心です。
ご飯を食べ終わるまでにかかる時間は?
家族で楽しくのんびり食事するのはとても素敵なことですが、小学校では給食の時間が決められています。配膳や片付けの時間を抜くと、20分程度しか食事にかけられる時間がないようです。
小学校では給食時間が過ぎてしまうと、まだ残っていても食事を終わらせなければなりません。
・食事中、上の空になってしまい時間がかかる。
・一口を飲み込むまでに時間がかかる。
・喋ることに夢中になって、食事が進まない。
などが続くようであれば、子ども自身が食事に意識を向けられるように促しましょう。
食後の楽しみなど「見通しを持てる言葉」を伝えて、ダラダラと食べてしまう習慣を回避できるようにしていけたら良いね♪
トイレの習慣は確立できている?
幼稚園・保育園は子どもサイズの洋式トイレが主流ですが、小学校はまだまだ和式トイレが多いようです。子どもが初めて和式トイレを使用する際、どう使ったら良いかすらわからないですよね。
・商業施設などで積極的に和式トイレを利用する。
・衣服が汚れないようなしゃがみ方・足の位置を覚える。
・トイレや服を汚してしまった場合どうするかということも伝える。
ということを意識してみましょう!
便をしたときに自分でお尻を拭く練習も必ずしておきましょう!和式トイレは男の子も使うケースがあるので、練習しておこうね♪
その他に自分で出来るようにしておきたいこと
小学校に行くと、家庭や保育園・幼稚園のようになんでも手伝ってもらえるわけではありません。1人の先生が言うことを聞いてある程度行動しなければならないので、大切なことは出来ないこと・わからないことを大人に伝えられることです。
まずは楽しく始めよう!<勉強編>
幼稚園・保育園ではあそびがメインの生活でしたが、小学生になると45分間座って授業を受けることが当たり前になります。とはいえ、最初は45分間座って静かに話を聞く、集中して取り組むというのはなかなかハードルが高いこと…。
子どもが「学校での勉強が楽しい!」と前向きなスタートが切れるように、今から少しでも取り入れたほうが良いことを考えていきましょう。
座ってあそぶ時間を増やそう
座って長時間何かをするのは、特に体幹が弱い子や集中するのが苦手な子には辛いことですよね。
小学校の先生によると、勉強の内容よりもまずは子どもが机に向かって作業に集中できるよう時間を作ると良いそうです。
自分の勉強机でなくても、ダイニングやリビングのテーブルで大丈夫だよ。動くのが大好きな子どもにも、座って何かを楽しめる時間を作ってみてね!
ひらがなの読み書きはできた方が良い?
幼稚園・保育園のうちはあそびが何より大切で、あそびの中から生きていく上で大切なことを学んでいきます。
そして小学校1年生になると、授業で必ず平仮名を1から学びます。
現時点で「読めなければ困る」と言うことはありませんが
周りの子が読めているのに自分は読めないと言う思いから苦手意識が芽生えてしまうことも…
最近では楽しく文字を学べる教材やおもちゃがたくさんあるので、ぜひお子さんと一緒に選んで、一緒に楽しく覚えていけるように出来たら良いですね♪まずは自分の名前の読み書きから始めてみましょう!
鉛筆の持ち方やハサミの使い方も確認してみてね!
▼筆者おすすめ平仮名ポスター!まずはお風呂で覚えよう
算数でやっておくべきことはある?
よく「足し算引き算はできていたほうが良い」と言うことを耳にしますね。
しかし子ども自身に興味がないうちから熱心に教えすぎると、逆に嫌なイメージがついてしまったり辛くなってしまいます。
実際に足し算引き算のやり方は、学校の授業で1から教えてもらえるので家庭でやり始める必要はないようです。が、1〜20までの数の概念はわかっているとスムーズに勉強が始められると思います。
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結果:焦らなくても大丈夫★
「うちの子、学校でついていけるかしら。。」と大好きなママやパパが焦ってしまうと、子どもは気付いて自分を責めてしまう可能性も。
筆者は、一番大切なことは子どもが学校を楽しみだと思えることだと思っています^^
少しだけ小学校はどういう感じなのかという見通しを持てたあとは、必要に応じて生活の中で少しだけ意識をしてみてはいかがですか(^_^)
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