11月といえば、入園したい幼稚園や保育園を決め、申し込みをしたり願書を提出したりと本格的に就園に向けて動き出す時期。
ここ数年はコロナ禍で社会が閉ざされつつあったため、お子さんの幼稚園や保育園の入園を目前にさまざまな不安を抱えているパパやママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、筆者が保育士・保護者の立場で経験したことや感じたことをまとめてみました。3歳児以上のお子さんを対象に書いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
筆者は保育士歴8年で2児の母。自分が働いていた保育園や、我が子と幼稚園巡りをした体験、そして我が子の保育園入園で体験し感じたことをまとめているよ♪
①生活習慣の見直し
幼稚園や保育園が始まると、まずは生活習慣を整える・生活リズムを見直すことを第一に考えましょう。
保育園では親の就業時間に合わせて園生活を送り、幼稚園では決まった時間に登園します。特に幼稚園は午睡の時間がないので、幼稚園生活に慣れるための体つくりや生活リズムつくりをしなければなりません。
決まった時間に起きて、朝ごはんを食べて、排泄を済ませる。
生活リズムを整えることは、体だけでなく情緒の安定を測るためにもとても大切なことです。
幼稚園や保育園が決まった後は、入園後の生活リズムで過ごすことを始めるなど、その生活に慣れるための生活習慣を身につけておきましょう。
②自分の思いを相手に伝える
保育園や幼稚園では、集団に対して大人は少数。親が気づいてなんでもやってもらえていた家庭生活とは一変し、困ったことは自分で伝えにいかなければ気づいてもらえないことが大半。
- 水筒のお水がなくなってしまった。
- トイレに行きたい。
- 忘れ物をしてしまった。
など、園生活の中ではさまざまなケースに出くわします。その時に自分が思っていることや困っていることを、言葉で大人に伝えられることが大切です。
親が子供の要求に対して先回りして動いてしまうと、子供が自分の口で伝える機会を失うよ。子供の要求を感じた際もまずは「待つ」ことを意識してみてね!
③着脱
家庭で過ごしていると、無意識に親が手伝ってしまいがちなのが洋服の着脱です。特に忙しい朝は、親がやった方が早く終わるため、手を出してしまいがちです。
幼稚園や保育園でも出来ない時は援助してもらえますが、子供の人数に対して大人の人数が少なく、出来ない子がたくさんいる場合にはなかなか手が回らないのが現実。
「出来ない、手伝って」と大人に助けを求めることが苦手なお子さんにとっては、その分困ってしまう時間も長く感じてしまいます。
指定の服がある場合や上着など、園での着脱が多いものは必ず練習しておこうね!自分でできることが自信につながって、楽しく通える理由の一つになるよ!
④幼稚園や保育園へのイメージ作り
「練習」ではありませんが、入園する前の大切なことの一つが『前向きなイメージつくり』です。
初めて親から離れて集団生活を始めるというのは、子供にとってはとてもハードルの高いこと。何もわからず想像が出来ないまま突然園生活が始まると、戸惑いや不安でいっぱいになってしまうお子さんが大半です。
通う幼稚園や保育園の園庭開放や地域開放日があれば積極的に参加したり、少しずつ幼稚園や保育園のお話をして、入園までに楽しみな気持ちを持てるように出来たら良いですね♪
入園が近づくほど親も不安な気持ちになるけど、親の不安は子供にダイレクトに伝わってしまうよ。パパもママも「楽しみ!」と思えたらいいね★
⑤お弁当箱でお弁当を食べる
通う幼稚園や保育園によっては、お弁当が必要な場合があります。子供はお弁当を喜ぶイメージがありますが、意外にも「かたくなったご飯」に苦戦する子もいるのです。
お子さんの好きなお弁当グッズを揃えるなど、お子さんの気持ちを盛り立てることも大切ですが、少し時間の経ったお弁当を食べる経験もしておくと安心ですね!
また、お子さんの食べきれる量を把握しておくのも大切です!
お弁当を食べきれなくて残してしまうのは、子供にとってはプライドが傷ついたり悲しい気持ちにつながることもあるよ。少なめからスタートしてみてね☆
まとめ
初めての幼稚園・保育園入園が近づいてくると、親も子も不安な気持ちになりますよね。特に親は、あれもこれも心配で、何から教えよう?大丈夫かしら?といっぱいいっぱいになることも。
まずはお子さんの「できること」と「ひとりでは出来ないこと」を親が把握することが大切です!
出来ないことは、担任の先生にあらかじめ伝えておけば援助してもらえるので、無理に頑張らせすぎてしまうのはNG!園生活に向けて、少しずつできることを増やしていけたらいいですね^^
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